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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第3章 「耳弱いんだな」


しゅんとした顔になり
カワイイ顔するじゃないかと思っていると
吉村がフォローする

「葛城代表は幼い頃から
跡取りとして教育を受け
仕事に関係するあらゆる
資格をお持ちですので!」

納得できたようで
少し笑ってくれる愛川くん

「そうなんですね!」
「ああ!じゃないと手伝うなんか言わねーよ」

吉村が早くやろうと声をかける

「ではやりますか?
カテゴリー別に分けたら情報処理やりますね」
「お願いします!」

カテゴリー別に分け終わり

「俺はコピーとるな」
「はい!」
「コピーだけでも200はあるぞ」
「いつもはそんなにないんですけど」

コピーを操作しながら話す

「私はこれやりますね、」

1枚のプリントを手に取り言う吉村に
愛川くんがパスワードの書かれたメモを
渡しながら言う

「あっ篠原さんが使ってたパソコン
使ってくださいパスワードこれです、」
「ありがとうございます!」
「会議書類終わったら情報処理の
方やりますね!」
「はい!」

愛川くんはしばらくパソコンに
向かいあってると
立ち上がり俺の名前を呼ぶ

「葛城代表」
「なんだ?」

書類を持ったまま
歩きだした瞬間
コピー機のコードに
つまずき転けかける

「キャっ!…」
「あっ!………ぶねーな!」

転けかける寸前で
愛川くんを抱きとめる

「大丈夫か?」
「ぇっと…はい」

距離が近いからか
顔が赤くなる愛川くん

「すみませんありがとうございます!」
「いや転けなくてよかったな!」

笑いながら言って
離れる
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