第7章 春はもうすぐそこに
武田寮に戻り足軽と騎馬隊を連れ出し本能寺へと向かう、今は夜だから火薬を持って馬で向かった。
次の日の夜に本能寺に着いた、門の所に他の軍がいるあの軍旗は? よく見ると葵の三旗徳川軍その最先端に徳川殿と本多忠勝が居た。
俺の気配に気付き話しかけてきた。
徳川「幸村殿来たのか今回は協力させてもらうよろしくお願い申し上げます」
幸村「こちらこそよろしくお願い申し上げまする」
頷き徳川殿更に言葉を続ける
徳川「今は突撃はやめよう、信長公はもはや人ではない徳川二万の兵武田軍は見たところ、二万の兵合計四万だが討ち果たすのは簡単には討ち果たすことは容易ではない」
幸村「確かにでも優実姫がいるのだ」
その時佐助が俺の前に姿に現れた、織田の動向、優実姫の様子を探らせた。
佐助「大将織田の動向だが、まだ床に伏せってる優実姫の様子は黒い手によって手足を縛られている目は開けていなくてひん死状態だ」
ひん死状態第六天魔王織田信長は優実姫に何をしようとしている、女として見ているとは思えぬ。
しばらくすると伊達軍、前田軍前田の風来坊、毛利軍、小早川軍、上杉軍上杉の忍びかすが、北条軍、島津軍が到着した。
すると門がどっかから大砲によって門が壊れて俺は、伊達政宗と徳川が向かう途中で声が聞こえた。
???「家康ー貴様ー殺してやるー! 家康貴様秀吉様がすべてだった、秀吉様を忘却せし者をゆるさなーい! 家康を殺すのは私だー!」
後ろを見るとかつての豊臣軍だった石田軍石田三成が勢い良く走って来た、徳川殿が口を開く。
徳川「三成らしいな」
俺たちの前で石田殿が止まり言った。