第3章 暴かれた○○
「取引しましょう」
私はその言葉に顔をあげた。
先生は私と目が合うとまたしてもにこりと微笑み、スマホを胸ポケットにしまった。
「口止め料としてあなたは今日から私の奴隷です」
「はあ?なに言ってるんですか」
「そのままです、貴女はこの写真を校長に見られたくないのでしょう?まだ貴女がこのようなことをしていることは私しか知りません。ですので、口止め料として私の奴隷になっていただく、というだけのことです」
私は後ろに後ずさった。こいつはおかしい。でもすぐに窓際に手をついてしまった。先生は私を覆うようにして私が手をついている窓際に手をついた。
「あんな汚い豚どもに体を差し出せるんだから私にくらい余裕ですよね」
「ふ、ふざけないで!」
私は先生の頬を思いっきりひっぱたいた。大きな乾いた音が一瞬の静寂を作り出すと、先生は自分のネクタイをほどいて無言で私の手首を後ろ手に縛った。
「あなたに私のなにがわかるっていうの、どんな状況かもしれないで、あなたに私の苦しみのなにがわかるっていうの?」
それでもなりふり構わず私は叫んだ。どうにかしてこの男から逃げようと暴れて髪はボサボサになった。
「金を落としてくれないやつなんてただの豚よ」
その言葉を聞いた途端、先生は恐ろしい顔をして私を見下げた。冷たくてどこまでも黒い目。私は思わず暴れるのをやめてしまった。
「でしたら、本当に豚かどうか試されますか?」
私の返事を聞かずに先生は私の胸を制服の上から触り始めた。
普段ならこれくらいでは体は反応しないのに、今は鼓動が早くなっていっているのが分かった。
制服の上から乳首のある位置を擦られて腰をよじらす。
声だけはこの男には聞かせたくない。私は唇をぐっと噛み締めた。
先生は上のセーラー服の裾を掴むと一気に脱がした。