第7章 〜Trick or Treat〜

ーあずさsideー

今日はハロウィン！
お菓子も作ったけど、今日はちょっと違う。

いろいろ検索してたら、こんなものを見つけた。

《1度しか着ないのに高いお金を出すのは嫌、でも仮装はしたい、そんな女性にはこちら！》

という見出しで画像には下着。
仮装ぽく可愛いものから、露出が高いもの、普段から使えそうなもの。

私は悩んださ……下着って……ってなったさでも……見る場所を間違えたんだ。


ーポアロにて休憩中ー

安室「へぇ、類さんはそういうのが好みなんですかぁ」
類『違うからな！仮装で調べたらでてきたんだよ。こんな見出しされたらどんなんか気になるだろ？』
安室「まぁ、確かに気になりますね……あ、僕ならこれを彼女に着て欲しいですね。この中ならですが」
類『いや、聞いてない……まぁ、参考にさせてもらうよ』
安室「ならよかったです。こっちのもいいですね、清潔感があるのに滲み出る女性らしさ」
類『安室さん、あなたむっつり？』
安室「男はそういうもんです」


……

とまあこんなんですよ。
でも、その最後に見たやつは確かに可愛かった。から注文してしまった。

こんなの着て昴さんに会うとか私勇者か！


ピンポーン

あずさ『はい』
沖矢「沖矢です」
あずさ『はーい！開けます！』

ガチャ……

沖矢「Trick or Treat」
あずさ『え？…えっと中にあります』
沖矢「ｸｽｯ分かりました」

開けてすぐトリックオアトリートとかどゆこと？！
私パニックですよ！
笑われましたよ！何なんですか！

あずさ『ケーキとクッキー作りましたので良かったら食べてください』


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