第1章 合同練習-黒子-
ある夏の日。
僕たち誠凛バスケ部は、いつものように練習に励んでいました。
しかしこの日は、いつもとは違う点がひとつありました。
それは…。
火「おい、なんでてめぇがいるんだ、緑間!!」
緑「やあ」
高「俺もいるよ~。火神、久しぶり!」
黒「高尾くんじゃないですか。お久しぶりです」
高「あれ、黒子、いたの?」
黒「…ずっといました」
そう。今回の練習、何故か緑間くんと高尾くんが見ていたのです。
特に緑間くんは、メガネを光らせ、あの鋭い目つきで見ていました…。
あぁ、恐ろしいです…。
え?何故彼らがここにいるかって?
それは今から聞きます。
僕は緑間くんに「どうしたんですか、緑間くん」と尋ねました。
緑「視察なのだよ」
火「視察だぁ?あ゛ぁ??そんなのよそでやr」
緑「嘘なのだよ」
黒「なーんでーやねぇ~んヾ(‐‐*)」ペチッ。
火「いやお前、突っ込むならちゃんとやれよ」
高「そうそう。ツッコミは勢いが大事だぞ」
緑「何故お前がそれをいうのだよ」
黒「…これでも真面目にツッコミやったんですよ。ところで緑間くん。どうしてここに?」
緑「実は…」
ということで、緑間くんはここに来た訳を話してくれました。