• テキストサイズ

kitty story【気象系】

第7章 第7話


僕が捨てられた場所…公園横の林に来ていた

途中で買ったお花と一緒にオジサンが大好きだった魚をオジサンを埋葬した場所に供えた

ーオジサン…久しぶり。僕変わっちゃったから解んないかな…ー

オジサン『解るさ…匂いが同じだからな…まさかお前が人間になるとはな』

ーうん、僕も驚いた。本当オジサンにはお世話になりっぱなしだったねー

オジサン『世話した覚えはないが、お前は俺の回りをチョロチョロしてたからな…鬱陶しいから面倒みただけだ』

ーふふっ…ごめんねオジサン…もし僕がオジサンの所に行ったらまた面倒みてねー

オジサン『冗談じゃねー!俺は今こっちで気楽にやってるんだ。暫くは来るんじゃねーぞ!』

ーうん…本当にありがとうオジサン…また来るねー

そしてオジサンの声は聞こえなくなった

ショウ「ありがとう雅紀。帰ろうか」

雅「あれ?もう良いのか?」

ショウ「うん。ちゃんとお話出来たから」

雅「へ?話?」

オジサンの声は雅紀には聞こえていなかったから、雅紀は不思議がっていた

/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp