第6章 第6話
雅「…翔…ちゃん…」
ショウ「あ、雅紀!あのね僕お昼寝から起きたら…」
ちょうど雅紀が帰って来たから、何でこんな事になったのか聞こうと思ったら、いきなり走ってきて僕に抱きついた
そして…
雅「翔ちゃん!生きてたんだね翔ちゃん!」
ショウ「え?翔ちゃん!?」
雅紀、僕の事翔ちゃんだと思ってるの?
どうしよう…雅紀泣いてるよ…
でも僕は…
ショウ「雅紀…僕『翔ちゃん』じゃないよ?」
雅「…え?」
雅紀は僕から少し離れて僕の顔を見た
雅「…確かに顔はソックリだけど、翔ちゃんより若くて身体も小さい…」
ショウ「あのね雅紀…僕猫のショウなの…」
雅「・・・は?」
さっきまで雅紀は泣いてたけど、僕の言葉に凄く驚いた顔をしていた
雅「え?ね、猫のショウ?あれ?そ、そういえばショウがいない…」
ショウ「うん…だから僕がそうなの…」
雅「え…えーーー!?」
雅紀は大声を出して驚いていた