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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第8章 ひみつのナイショ噺 vol. 1


櫻「智く~ん、これどうする?」

今日はクリスマスイブ…翔くんとパーティーをする為に買い物してきた物を仕分けしてた。

大「それはマリネに使うから出しといて」

櫻「了か~い」

料理が全く出来なかった翔くんも最近は俺の手伝いをするようになったせいか少しずつだけど作れるものが出来てきた。

あ、そうだ…料理を始める前にアレ渡さないと♪

俺は寝室からラッピングされたプレゼントを持ってきた。

大「翔くん、これクリスマスプレゼント♪」

翔くんが真ん丸おめめを更に真ん丸にしてプレゼントを受けとるとニコッと笑った。可愛いなぁ~❤

櫻「ありがと~♪でも何でこのタイミング?ご飯食べてからじゃないの?」

大「ふふっ、今使って欲しいから♪翔くん最近料理するようになったでしょ?だからね、その時に使ってもらいたいなぁ♪」

櫻「そうなんだぁ、じゃあ開けていい?」

大「もちろん♪開けて開けて~」

櫻「なんだろ~?…エプロン?」

大「そうエプロン、翔くんカラーの赤だよ♪」

翔くんがそれを身に付けるとじっと見ていた。

櫻「…ねぇ、智くん…これ、サンタエプロンだよね?」

大「うん!可愛くない?これ見た瞬間翔くんに絶対似合うと思ったんだぁ」

櫻「思ったんだぁ、じゃなくてさ…これどう見ても女の子用じゃん」

大「そう?でもさ、エプロンなんだからサイズは大丈夫でしょ?」

櫻「サイズは大丈夫でもデザイン女の子だよ?裾なんてヒラヒラだしパッと見ワンピースみたい…上と裾のところに白いモコモコ付いてるし胸元にボンボンって、しかも肩紐だからサンタワンピより可愛いデザインになっちゃってるじゃん」

大「だから翔くんに似合うんでしょ?ワンピと悩んだんだけどさぁ、絶対こっち方がキュートだと思って❤」
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