第8章 心配性な旦那さん
新しいパジャマに着替えて、
熱を測るともうだいぶ熱は下がってた。
「ん、36:7ね……」
『ふぅ……疲れたって和也?』
「ん?」
『なにしてんの?』「脱がせてんの」
その通り。今、和也くん丁寧に私のパジャマのボタンをどんどん外していっています。
「だめ?」
『だめでしょ!だめだよ!バカ!』
「バカ言うなや(笑)
だって熱下がったじゃないよ」
『上がります!そんなことしたら!』
なんて言うとピタッと止まった和也
そしてニヤッとこっちを見る。
「……そんなことってなんすか?」
『……え、いや……それは……んっ』
考えてる間にキスをされて、
いつのまにかそれに夢中になってた。
『うつるよ?』
「いいですよ、の菌なら大歓迎」
まぁ、次の日…見事風邪をひいて"嘘でしょ(笑)なんでよ"って言ってましたけどね。