第1章 初雪-N-side
寒い季節がやってきました。
絶対、家から出たくない。
そうワタシ心に決めたんです。
悠「パーパー!」
葵「ゆーき!ゆーき!」
悠の小さい手が俺の頬に触れる。
それはとてつもなく冷たくて冷たくて、
「………嘘でしょ(笑)」
俺はこの可愛い子達の父親なわけで、
父親には休みの日に遊ぶという宿命があり
悠「ママー!パパが起きたよ!」
『ふふ、やっと?おはよ、和也』
「やっぱりあなたですか」
とか言いながら奥さんの頬にキスをする。
『朝ごはん、食べよ?』
やっぱり、この生活嫌いじゃないです