第11章 大野さんとの1日
「洋服?」
俺は聞き返した。
『はい…
私、皆さんの仕事ぶりを
見て、
少しこの世界に
興味がわいてきたのです。
それで、
その
私も、綺麗になりたいんです。
じょ、女優さんみたいに
オシャレにもなりたいですし、
やっぱり
そういうところから
磨いていくものなのかな
なんて、
思いまして…』
俺は
惚れ直した。
ほんと、
彼女、
根っこが強いわ。
かっこいい。
とにか く
神様ありがとう!
と俺は思った。
他の4人が体験してないことを
体験できることが
とても嬉しかった。
すぐに
OKと返事をして
今度俺と雛ちゃんが
オフのときに
shoppingにいくことになった。