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誰のもの?

第1章 始まり








看護婦さんは
顔色ひとつかえずに、








「できれば
今日は入院していただけると
安心なんですけど…」










『でも、あの








就職試験なんです!
今日!』









「え…」









看護婦さんは
一瞬驚いて
何か言いにくそうな顔をする











『…??』











「あの、
もう夕方5:00まわってますけど…」











へ??











急いで机の上にある
腕時計を確認すると










『…!!!!!!!!』










時計の針は
5:16
をさしてる。










『……』










私は脱力して
ベッドに沈んだ










「あの、先生呼んできますね…」











何故か看護婦さんまで沈み









数分後に
先生と呼ばれる人が
入ってきた










「調子はどうですか?」











私は心の中で最悪です










と呟きながら











『顔が痛いです…』












とゆーか、あれ?










なんで顔痛いの?
なんで私は病院にいるの?










なんて疑問が
ふつふつとわいてきた。











「でしょうね、」











この先生は何か知っているの?











と思い
少し苦笑いの
先生に質問してみる。









『あの、










私、どうしてここにいるんですか?
なんで顔痛いんでしょう?』











先生はおどろいて











「覚えてないんですか?」











と、話を始めた、











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