第6章 目覚めると
「遅いよ~!」
大野さんが
何もされてない?
なんて聞くもんだから
ギクッてなっちゃうんだけど、
二宮さんは
「大野さん、
何いってるの。」
って
冷静に
朝ごはんを食べてる。
なんか、
慣れてるなぁ、
なんて
感心。
私もできるだけ
動揺しないように
黙々と
ごはんを口にする。
パクっ
お、美味しい…//
『松本さん!
すっごく美味しいです。
私、男の人に
料理してもらったのなんて
初めてです!』
いつの間にか
二宮さんとの
ことは忘れて
松本さんとお料理のはなし。
それを見ていた
二宮さんが
少しムッとする
私が嵐のみんなと
仲良くするの
あんま好ましくないのかな?
って思って
シュン…
てしてると、
大野さんが
このやりとりを見て
「やっぱ、何かあったな?」
まだ疑っていた様子で
いたいところをついてくる。
さすがに
ここでは
私も動揺が隠せない