第15章 誰のもの?
-大野side-
「っ…!!////」
何この顔!!///
めちゃくちゃ
可愛いんですけど。
めちゃくちゃに
したいんですけど!
他の4人も顔赤くしてる。
そりゃそうだよ。
死ぬほど可愛いもん。
それより…はやく告白しないとね
この顔も独り占めに
しなきゃいけないからね。
おいらを選んでくれるかな…??
昼間おいらたちは
花束を買いにいってた。
おいらは青と水色の。
ニノは黄色とオレンジの。
翔くんは赤とピンク。
相葉ちゃんは観葉植物。
松潤は紫と白。
それぞれのイメージカラーで。
緊張して固まってる
おいらたちの様子が
おかしいことに
気付いた雛ちゃんは
手をふいて
台所から
リビングの扉まで来た。
『みなさん、
どうしました?
お荷物お持ちしましょうか?』
…だって。
花束に手を伸ばす
彼女に
一斉に
「ダメダメ!!」
なんて言って
彼女を階段の二段目に
立たせた。
どうしたんです??;;
戸惑いが隠せない彼女。
でも悪いね、
もっと困らせちゃうから。
一斉にしゃがみ
花束を彼女に向け…