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【松】猫と六つ子

第27章 「朝だよ?」 逆ハー



人間の姿に戻ってるときの朝ご飯は松代お母さんたちと一緒に食べる。
六つ子はまだ夢の中だ。
食べ終わってから、みんなのご飯を用意して、朝の洗濯を手伝う。

「ありがとうヒナちゃん。
ニート達を起こしてきてくれるかしら?」

「はーい」

部屋に入るとぐっすりの六つ子達。



さぁ……誰から起こそう?



「おそ松くん、朝だよ?」

枕の上から覗き込む。
おそ松は寝癖だらけだ、癖のつき方が可愛い。
跳ねてる髪を触ってると目を開けずに笑顔になってるおそ松。

「んー……無理ぃ。
ヒナがちゅーしてくんないと起きれなぁい」

おねだりする時点でもう起きてるのでは?
そう思っていると、ぐいっとエプロンを掴まれキスをされる。

「へへっ、隙ありすぎだぞ、ヒナ。
まず俺を最初に起こそうとするのが失敗だなっ」

「わっ、ちょっと!」

さらに引っ張られ、そのまま倒される。
私はおそ松の胸元へ顔をぶつけて転がる。

「いたた……」

「おぉっ朝から大サービスじゃーんっ!
じゃあ、いただきまーす♪」

「うそっ?!やっ……ひぁっ」

目の前にいった私の胸を遠慮なく触りだすおそ松。

「あー…ヤバい。朝からチョー幸せ」

「まっ、おそ松!顔突っ込まないで!
……ってお尻っ誰!?」

おそ松を必死に離そうとしてると、後ろからお尻を触られているのに気がつく。

「……おそ松兄さんばっかりズルいよ。
僕だって本気出したら凄いんだからね?」

「ト、トッティ?!」

「は?カリスマレジェンドのお兄ちゃんに勝てると思ってんの!?」

「甘いよ、おそ松兄さん。
胸は後ろからのほうが責めやすいんだから
ね?ヒナちゃん?」

そう言いながら後ろからエプロンの隙間に手を入れてくるトド松。

「ええっ!?トッティ!?
まって……っ、やめっ……ぁっ」

「そうやって僕に溺れてろよ」

耳元で囁くトド松。

何それ!?末っ子ヤバい!

「俺と張り合う気?ふーん
ヒナ、どっちが良かったか……
あとで教えろよ?」

「なっ……ゃあ……っ」

「そんな声を出しちゃって……可愛い♪ヒナちゃん」



ってことがあった。
うん……おそ松とトド松は起こさないでおこう。
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