第49章 夢に囚われて ~おそ松王子~
音のない静かすぎる城の中、一人で奥まで進む。
塔のてっぺんでぐっすり眠っている大切なお姫様を見つけた。
手には再び紙が現れた。
俺は紙を握り、投げ捨てる。
「お前さ?
……本当に……
俺に苦労ばっかさせて……
まぁ……それでもいいんだけどさ?
ご褒美もっとくれよ……」
ベッドに座り込み、頬を撫でた。
「愛しい人……
この愛の口づけで、どうか目を覚まして……」
お前の為ならなんだってしてやるから……
全部俺によこせよ……
二人は同時に目が覚める
いつもの部屋、いつもの布団
「おはよ、王子様」
「ん?はよ。
ねぇ……起きた状態でさせて?」
「……んんっ!?
お、おそ松く……っ、く、くるし……っ
や……っ、こらっ………どこ触ってっ」
「っ………は、無理っ!
俺今、超アドレナリン出てるからっ!
我慢とか無理っ!」
夢の中じゃ駄目だ。
リアルで全身に好きだって、わからせてやる!
おそ松 HAPPYEND
TOTAL
10 ×1
「難易度優しかったかな……?」
運命のダイスを回す
コロコロコロ……
「こいつか……なんでも壊されないかが心配だね……」