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【松】猫と六つ子

第48章 夢に囚われて ~チョロ松王子~


扉を開けて僕は進んだ……
……眩しいっ!!!
チョロ松は思わず目を瞑った。



……ブーン……



僕が目を開けると、目の前に広がるのは……
ジャングル?
目の前には緑が広がっていた。
僕がチョロ松だから?いやいや、そんな流れないから…
そういえばさっきブーンって音したよな?
ブーンって何?



「ブーンダヨーン!!!」

「ひえっ!!!」

ダヨーンが飛んでる!?
いや、正確にはダヨーンの顔したハチ……?
でもさ?サイズが僕と一緒なんだよ……?
何なの、ここ……

「……チョロ松王子」

「うわぁっ!?夢魔!?」

「はぁ?
……何、言ってるザンス?夢魔?
こんなとこで何してるザンスか!
しかも、そんな格好!!!貧乏くさい!!!」

*「な、何言ってんの?
いつもの格好だろっ!?」

「そっちこそ何言ってるザンス!!!
そんな格好の王子様いるわけないザンショー!!!」

イヤミに無理やり引っ張られ、僕はお城らしき場所まで連れていかれた。
なぜ「らしき」……なのか……
それは城が草で出来てるからっ!!!
なんなのっ!?
どこみても人間サイズの虫っぽいのウロウロしてるしっ!!!



僕、虫嫌いなんだけどぉおおおおっ!!!
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