第46章 夢に囚われて ~一松王子~
*二人で見つめあって笑いあった。
そして、辺りが一瞬で眩しくなる
まるで目覚めを促す様に真っ白に広がる
どんな場所でも見つけ出してみせる
たとえ世界の果てでも……
君がそこにいるなら……
二人は同時に目が覚める
いつもの部屋、いつもの布団
「……おはよう一松」
「…おはよう…」
「ねぇ王子様……もう一度目覚めのキスをお願いします♪」
「はぁ?
……じゃあ、続きも全部覚悟しろよ」
一松 HAPPYEND
TOTAL
15 ○2
「……ハッ…つっまんない!!!
つまんないつまんないつまんなぁぁぁい!!!
完璧過ぎる!
もっと波乱万丈ってもんをさぁっ!」
コロコロコロ……
運命のダイスが回る
「……じゃあ、こいつはどうでるかな……」