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【松】猫と六つ子

第46章 夢に囚われて ~一松王子~



扉を開けて進んだ……
……眩しいっ!!!
一松は思わず目を瞑った。



「……は……?」

目を開けるとそこはまぶしく輝いた部屋……いや、ホールのような大広間に出た。
後ろを振り向くが入った扉はない。
床にはまっすぐ先まで長く続く真っ赤な絨毯、届きそうもない高い天井、まるでおとぎの国のお城のようだった。



ん?というか……

__「王子様になれれば♪」__



「リアル王子様かよおぉおおおおおおおおおお!!!」

誰もいない大広間に俺の叫び声が響いた。
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