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【松】猫と六つ子

第44章 夢に囚われて


*テスト
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「……え?」

「さっさと起きろお前ら!」

「おはよっさんろっ……ボウエッ!何ここっ!?」

「え?ここどこ?」

「…なんだ?ここは……」

「……え?」

起き上がり呆然とする六つ子
たしかに寝ていたはずだ
まだ夢を見ているのだろうか?
身体に触れてみる……感覚はしっかりしていた。
そして白く何もない非現実的な部屋……



*「……ヒナちゃんは?!」



トド松が走る……部屋の隅へ
真っ白で何もない思っていた部屋
目を凝らすとトド松の走った場所に真っ白な天蓋ベッドが置いてある。
何もないと思っていた?いや、見えていなかった?
なぜ今まで気がつかなかった?
残りの五人もベッドへ走った。



「ヒナちゃん?!」

トド松が天蓋ベッドのレースを開ける。
そこには出会った頃と同じ白いワンピースを着たヒナが横たわっていた。




「………」

*「起きて?ねぇ……ヒナ?」

十四松は大切な大切な愛しい者の頬をそっと撫でる。
この意味のわからない場所で横たわったヒナに何かあったのではないか……どうしようもない不安に駆られる。
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