• テキストサイズ

【松】猫と六つ子

第42章 君に捧げる 【一松 カラ松】


<カラ松side>

「ヒナ……
身体が冷えてしまったな……
一緒に身体を温めようか?」

「……ん?」

「温泉に入って二人の愛をもう一度確かめようじゃないかっ!
これぞラブイズディスティニーッ!!!
……イダッ!」

ガーンッ!と飛んできた物が俺の頭に当たる。
なっなんだっ!?桶っ!?



「ダッ!イダッ!グッ!グアッ!」



そのあとの飛んで来る桶が全部俺の頭に当たる。

「カ、カラ松っ、大丈夫!?」

「いつまでイチャこいてんだっ!コラァッ!!」

「ゴルァ!クソ次男!いい加減ヒナちゃんから離れろやっ!」

「イッタ過ぎなんだよ!ヒナちゃんはクソ松兄さんと一緒にお風呂とかないから!」

「カラ松兄さん、調子に乗ってるとぉー!やっちゃうよ?いいの?」

「くたばれクソ松っ!!!
すぐ死ね!今すぐ死ね!
さっさと離れろゴルァ!!!
……ヒナっ俺と約束あるでしょ」

桶が飛んで来た二階から顔を出し、殺意丸出しのブラザー達。
ひ、ひどいぞ!



「はぁーい、今行くよー」

ヒナは俺から離れてニコニコと部屋に戻っていく。
そ、そんなっ!?

「ええええ……っ!
オレだけ扱いがちがぁーう……!」
/ 313ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp