第3章 「対面」
~リビング~
俺は、リビングに来てご飯の事で、悩んでいた。
しょうがない、カップラーメンにでもするか……。
そういう事で、お湯と……。
後は、3分待つだけか……。
さて、死神はいつ現れるんだろう……。
そんな事を、考えていると……。
「あっ!!」
思わず声をあげてしまった。
その理由は、カップラーメンの時間が3分過ぎていた……。
「…伸びた…。」
と言いながら、食べ始めた。
食べる時間は、そう掛からなかった。
自分の部屋に、戻り宿題をやり始めた。
宿題もそうとは、時間は掛からなかった。
俺は、部活と剣の修行の疲れですぐ寝てしまった。
この時、死神の気配は、感じられなかった。
~???~
ある女子達は、ある場所に集まっていた。
皆は、その人物を待っていたが、なかなか来ないので飽きていた。
「ねぇ、いつ来るのかしら?」
「知らないよ。」
「来ないなら、帰ろうよ。」
女子達は、皆頷きその場を離れようとしたが……。
カツン、カツンッ……。
足音が聞こえてきた。
女子達は、振り返った。
その姿を見た女子達は、悲鳴をあげた。
咄嗟に、女子達は、逃げ始めたが……。
その人物は、逃がす事を許さなかった。
1人、2人と女子の体を貫く。
3人目の女子は、涙を流しながら言った。
「な、なんで…こんな事をするの?」
その人物は、悪笑いをした。
そして、3人目の女子の体を貫いた。
その、人物の瞳には何を見ていたのか。
誰も、知らないのかもしれない。
~次の朝~
俺は、目を覚ましたが……。
何か嫌な予感がしたのだ。
まさか、死神が現れたのか……?
だが、気配はしなかったぞ?
何故だ?
俺は、急いで制服に着替えて、そのまま家を飛び出したが……。
家の前に、歩いてきたのは……闇璃だった。
闇璃は、俺の姿を見て驚いていたが、挨拶をした。
「おはようございます。瀞哉さん、何かあったんですか?」
俺は、素直に頷き闇璃に言う。
「もしかしたら、昨日死神が出たのかもしれない。なんか、嫌な予感をして…。」
俺の様子に、彼女は驚いていた。
そして、頷いた。