第1章 プロローグ
人前でいきなりキスをしてしまった事か?
仕事中にお尻や股間を撫で回した事か?
エロいTバックの下着を何枚かプレゼントした事か?
彼シャツを着て欲しいと無理矢理服を脱がした事か?
やめて欲しいと懇願されたにも関わらず、
ナナシのアソコを舐めて解した事か?
剰え、嫌がるナナシを抑え付けて何度も何度も抱いてしまった事か?
抱き潰して昼頃起きたナナシがシャワーを浴びている音を
聞いて突入し、また抱いてしまった事か?
そして興奮が治まらず、気絶したナナシの素股をお借りして
思う存分抜いたのがバレたのかっ!?
――――どれだっ!?
ここにリヴァイやハンジ、ミケが居たなら、即行で
「全部だっ!」と突っ込まれただろうが、
生憎今は一人虚しく書類仕事をしているので、
エルヴィンの疑問が解決される事はなかった。
エルヴィンは深く溜息を吐くと、
「明日はナナシとイチャイチャ出来ると良いな」と思いながら、
自室に戻りさっさと眠る事にしたのだった。