• テキストサイズ

イケメン戦国 限定スト全員分書いちゃうぞ!

第4章 夏フェス限定スト全員分書いちゃうぞ!〈伊達政宗〉




国を越え、時を越え
ここは知らない何処かの海辺―――……

燦々と輝く太陽の下。
海で互いに水を掛け合い、笑い合う仲睦まじい男女が居た。

伊達政宗と、その恋人である、だ。

2人は乱世である戦国時代に居る筈なのだが……
現代の水着をその身に纏い、何の躊躇いもなく、夏の海を楽しんでいる。

「こら、!顔ばっかり狙うな」

「政宗だって顔ばっかり狙うくせに!」

「そりゃ言い掛りだな。顔にばっかり掛かるのは、単に身長差のせいだっ!」

「わっ!?」


一気に距離を詰めた政宗が、の手首を掴んで、グイッと引き寄せる。
その拍子には体勢を崩しかけるが、逞しい胸板に抱き留められて、思わず頬を赤く染めた。


「……急に引っ張ったら危ないよ」

「俺が居るのに?それより、体冷えてきたんじゃないか?少し休んだ方がいい」

「私、まだ寒くないし、全然大丈夫だよ?」

「お前が大丈夫でも、いい加減口の中がしょっ辛いんだよ。何処かに真水がないか探してくるから、お前は休んで待ってろ」

「え?そんなに?ご、ごめんね、政宗!私、楽しくてやり過ぎちゃったね…」

「馬鹿、気にするな。俺も楽しかったからな。それに、お前も喉が渇いたろ」


政宗にそう言われて、初めては僅かに喉の渇きを感じた。
先程まで遊びに夢中で気付かなかったが、落ち着いてみると、確かに体は休息を欲しているようだ。


/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp