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空回り【銀魂】

第3章 距離【沖田side】


昨日…吉野と話した

「チャイナは好きな奴じゃねぇ」

「お前が悪ィ奴じゃねーのは知ってる」

つか何であんなこと言っちまったんだ俺!これじゃあ吉野に「俺のこと好きでいろ」って言ってるようなもんじゃねーか!!大体あいつの事なんて好きじゃ…

ガラッ
「そーちゃん?」

「は、はい!」

「あら、起きてたのね。じゃあ私はもう学校に行くから…あ、朝ご飯作ってあるから食べてね」

「はい、ありがとうございます!」

姉上…しっかりしてらァ…。

「俺も行くか…」

姉上が作ってくれた朝食を済ました俺は学校に行く準備をする為、自分の部屋へ戻った

ふと部屋の窓から自分ちの玄関辺りをみる。

「……ふぅ…いねぇな」

いつもはあのバカが『迎えにきたよ!』とか言ってあそこで立って俺が出てくるのを待っている

ったく…どこで俺の家の場所知ったんでィ…。

けど、今日は何で来てないんだ…?
風邪でも引いたのか。

「ってどうでもいいし!」

俺はよくわからねぇ感情を隠して姉上が用意してくれた朝食を食べ学校に向かった
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