第8章 学祭
「とっちゃったー」
「あ"ーもったいねー」
和「……とにかく 俺らは衣装にでも回るから
役者はほか当たって ね?(てめーら人の女じろじろ見てんじゃねーぞ。おん?)」
「「「「ゾーッ」」」」
明「ゲスすぎるわ。顔が」
「あっ…あのー坂下さん明星さん藤くん…っ」
藤「ん?」
「劇 興味ないかなっ 大人綺麗な白雪姫になると思うんだけど… 特に明星さんには役者としてのご指導とかして欲しいなーって…」
明「えっとー、ごめんね、演技はちょっと苦手だし指導も多分無理だと思う。今回はうちもみんなと裏方とかやるから 凛〜…!あんたってやつはー…」
藤(……逃げたな)
「坂下さんはどーかな?」
坂「アハハ…やめてよ アタシお姫様ってガラじゃないし!」
「えぇ〜そんなコトないよー きれーなのにー。」
藤「僕も 口うるさい王子になっちゃうかはやめとく」
「えーなにソレっ笑」
坂「ごめんねー」
藤「…………断ってよかったの?お姫様とか女子の憧れでしょ」
坂「興味ないよ アタシの中でお姫様は可愛くて小さい優羽と、みんなのことしか考えてないすごく不器用な舞凛だけだからさ。」