第6章 元通り?!
明「優羽 新居はもう慣れた?」
坂「朝 登校はべつだけどさ 帰りは途中まで一緒に帰ろうね♡」
春「う うん ぜひっっ
あ”っ…け けど これから1週間くらい委員会が忙しくて…一緒に帰れないかも……」
坂「え〜ざんねんー」
和「………待っててほしい?委員会終わるまで」
春「えっえっ そんなっ…もっ申し訳ない…っっ」
和「あ そう?んじゃ待たない」
坂「………あれ?アンタたち………今度はガチで付き合い出したの?」
和「は?なんだソレ」
坂「あー 違う?なんか雰囲気変わったなーって気がしてさ」
和「気のせいだろ 俺 フラれたまんまだし?」
明「そりゃ 意味わかんないカップルのフリじゃ 優羽困らせるだけでしょ」
和「うっせうっせ」
春(……フッた……そう……だよね
私って最低だ…思えば凛くんのためにはじまった彼女のフリを……自分から逃げ出して────・・・
…自信がなくてヘタレな私は 付き合うなんてあまりに…未知の世界すぎたの…
たけど…凛くんはこれから…誰かと恋をして彼女ができるかもしれない……幼なじみで……
凛くんの隣にいることがあまりに当たり前だったから……そんなことすらちゃんと考えたこと無かった────・・・・・)