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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第4章 再就職編






「ハァァァァァアア!!?」

「よ、嫁入りって
どういうことですか!!」

「澪…ジジイに好かれるのが特技って
前言ってたネ。きっとそれネ。」

「ちなみに近藤の玉の輿になるそうだ。」

「あンの糞ゴリラァァァアアア!!」



「いや、あの、ちょっと……」

俺が弁明する暇もなく、皆の暴走は止まらない


「嫁入りなんてぜってー許さねー。
澪をあんなゴリラに渡してたまるか。」

「でもこれで姉上のストーカー問題も
解決ですね。僕ちょっと電話してきます。」

「…………完全に澪を捨てたネ。
これだからシスコンは使えないアル。」

「勝手にさせとけ。」


「ね、ねぇみんな…俺……」










別に嫁入りしないんですけど……。

















「あ、もしもし、姉上?」

『あら新ちゃん?どうしたの?』

「実は……………」









『…………澪ちゃんがゴリラに嫁入り?』

「そうなんだよ。俺、報告しとこうと思って。
これで、姉上も夜よく眠れるように
なるだろうし…」

『…フフフ、それは違うわ。新ちゃん。』

「…え?」

『九ちゃんの護衛が
ただのゴリラなんかと釣り合うわけないじゃない。
………今すぐ粛清してやるわ。』


「あ、姉上?何を…」

『………あら、丁度いいところに
ゴリラが来たわ。
ごめんね新ちゃん。私、
やらなきゃいけない事があるから。』


「あ、あね………………、切れちゃった。」













この後、近藤が粛清された直後に
たまたま非番で通りかかった土方が
誤解を解いてくれて、事態は収まった。


「なんだ。嫁入りでは無かったのか。」

「小太郎のばか。もう口聞かないもん。」

「…………口調は可愛いが口を
聞いてもらえないのは辛いな。
銀時、仲立ちしてくれ。」

「ヅラ、自業自得だ。」

「ヅラじゃない桂だ。」
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