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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第20章 春雨編 (注:R18 本番なし)







「この地球人め!!」


「ぐぅっ……」

今日も見回りに来た看守に
腹を1発殴られた。

お腹が痛い。吐きそうだ。


夜兎じゃないだけ、マシ…か。


そういえば、もうすぐ神威が来る時間だ。

神威が来たら、看守はさっさと
門番へと戻る。

はやく来ないかな、神威。




「……テメェ1人のせいで俺は
元の持ち場に戻れずにテメェの看守だなんて…
ざけんなぁ!」


「が……ぁっ…!」



奴隷がいること自体が
ここでは異端のようだ。

そういえばここの隣の部屋からは
物音ひとつ聞こえない。

きっと、隣は空室で、
俺だけなんだろう。


「テメェのせいで!テメェの!!」



ガンガンと腹を連続で蹴られる。

痙攣した胃から、胃液と血が
口から流れ出した。

日に日に酷くなる看守の憂さ晴らし。

…気持ちは分かるけど、
加減してくれないと…痛いなぁ…。

あーあ。神威まだかなぁ……。


「死んじまえ!!」


ガン、と頬を殴られて、口が鉄の味がした。


「……フヒヒ、そうだ。
お前、隊長の性欲処理してんだってな。
俺にもやらせろよ。」


奴が俺のズボンに手をかける。


「さ……触るなぁああ!!」


勘弁してくれ。
俺は口はいいけど(いや不可抗力だけど)
下の口は無理だ!!

トッシーからも死守したこの貞操。
簡単に明け渡すわけにはいかない。


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