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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第16章 ドライバー編(原作沿い)







またチラチラ俺から逸らす彼に
しびれを切らして指をならす。
ゴソゴソと押し入れから斉藤隊長が出てきた。

「斉藤隊長。お願い。」

「…………………。」

「あ、ちょっと待って!お願い!
俺本当に持ってないから!
持ってないって!ちょっと駄目だって
服脱がすとか、セクハ………アッーーーーー!」












「………………。」

「やっぱり持ってやがったな山崎コラァ。」


「ヒッ……ヒィィィイイイイッ!」

「斉藤隊長、奴を亀甲縛りの刑に。」

「………………。」

「お、お、お許しを!
カードキャプター 澪様ぁ!!!」

「死ねええええええええ!!!」

「ぎゃあああああああああああ!!」








「………チッ、あのヤロー。
最近俺の体ジロジロ見やがるなぁと
思ってたらこういう事かよ…ッざけんな!」

俺がもはや意識を失くした退の体を
ゴリゴリと踏みつける。

奴は動かないものの若干うぅ、と唸った。



「………………。」

「ね?斉藤隊長?」

「…………………………………。」

斉藤隊長は落ちていたカードを拾い
ジッと見る。

「それ、原因のカードじゃん。
もしかして……欲しいの?」

「………………。」

カードキャプター俺のカードを
大事そうに持って頷く斉藤隊長。


「仕方ないなぁ。斉藤隊長ならいいかな。」

「……!!」

「その代わり、他の隊士のカード
全部燃やして、
その隊士縛っておいてくれる?」


「………………。」


「よし、契約成立。頼んだよ。」

本当に斉藤隊長は良い人だ。
呼べばすぐに来るし、
俺が頼めばなんでもやってくれる。
まさにパーフェクトだ。


「ちょっ……なんで俺は駄目で
斉藤さんはいいんだ……よ……………。」


「うるせーよ変態死ね。」


「ぐふっ」


お腹をもう1度強く踏みつけると、
退は1度呻いて、動かなくなった。


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