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Dearest〜最愛の君へ〜

第16章 生まれ変わるなら私は





「リオ・・・」


及川はリオに手を伸ばした。
リオも及川に手を伸ばす。

互いの指は・・・触れ合うことは無いが、
絡めるように、重ね合わせた。


「ね、リオ・・・。歌ってよ・・・」


その想いが詩となって紡がれた、あの歌を・・・

小さな唇から、大きな愛が紡がれる。


この声を歌を、想いを忘れぬように・・・

リオの瞳から涙が横流れする。
それを月明かりが、いつまでも、いつまでも照らし続けた・・・






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