イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第11章 消せない熱 続編 第五幕〈徳川家康〉
「誰にも見られない所に行こ。……の中、俺でいっぱいにしてあげる」
「いえ、やす……」
くちゅりとの蜜壺から指を引き抜き、テラテラと光る蜜を、家康の舌がレロッと舐め取る。
そして、現代に来てから何度も見ている意地悪な笑みが、の瞳に映し出された。
家康の、笑みを浮かべた唇が、ゆっくりとの耳に近付いて……
「奥の奥まで、俺を受け入れて」
掠れるような低く甘い囁きに、躰中を支配されてしまった。
期待と、甘く高鳴る胸に身を任せ、は公園から見えていたホテルを指差す。
家康はそれを確認し、を抱き上げて、そのままホテルへと向かって行った。
続く(次ページあとがき)