第25章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
今吉「健気過ぎて涙出るわ。ただなぁ…真面目に頑張れば必ず勝てるとか、そんな甘ったるく世の中出来てへんで?」
伊月は今吉の顔を見て、驚く
伊月「(今までと雰囲気が違う)」
火神もまた、青峰の様子に目を見張る
火神「(コイツ……もしかして)」
原澤「ここまではほぼプラン通りですね。出てきたばかりで気の毒ですが、彼にはやはり大人しくしてもらいましょうか」
桃井は視線を少し下げた
桃井「テツ君は好きですけど、だからこそ今度も絶対手は抜きません」
そしてリコとに言った言葉を思い出した
桃井「はい(ゴメンね、テツ君…くん…)」
今吉はシュートの構えに入り、伊月も慌ててブロックしようとするが
伊月「(しまった!フェイク!)」
ボールは若松の所へ跳んでいく