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バスケと男勝り少女

第25章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編


火神「なぁ、今なに考えてたんだ?」

突拍子もなく大我はいきなりテツヤに聞いた

火神「慰める必要は無さそうだけど、ただ風に当たりに来た訳じゃねーだろ?」

テツヤは大我から目を反らした

黒子「火神君はバスケは好きですか?」

火神「は?」

黒子「別に難しいことを考えてた訳じゃありません。この試合僕はどうしても…勝ちたい。桃井さんとの約束も勿論ありますが、本当はただ…見たいんです。もう一度…青峰君はいつも笑顔でプレーしてて、バスケが本当に大好きでした。今の彼を否定して、偉そうに何かを諭すつもりはありません。ただ…ただもう一度青峰君が笑ってプレイする姿が見たい……この試合に勝つことが出来たらもしかしたら」

大我は首の頭を掻きながら呟く
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