第23章 誠凛VS霧崎第一
『真だから言ってるんだ。お前は一度した契約は守る奴だからな?可愛い所あるから憎めないんだよ』
私はワシャワシャと真の髪を撫でる
花宮「おい!止めろ!」
『とか言って〜。嬉しいくせに〜』
霧崎第一「(あの花宮が完璧にベースを崩されてる…)」
は早々とポケットからある物を取り出す
『はい』
花宮「あ?何だこれ?」
『ストラップ』
花宮が視線を落とすと、そこにはとても美しい輝きを放つ少しだけくすんだ緑色の玉が付いたものとその下に小さく折りたたんだメモ用紙
『アンタらのイメージの色にはピッタリだろ?お前はキャプテンで監督だ。霧崎第一を1人で引っ張るしかない。だけど…辛くなったら電話して来い』