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バスケと男勝り少女

第20章 誠凛VS秀徳


真太郎は変わってない
”戻った”だけだ

高尾「(変わった?周りから見るとそう見えんのか……ふぅん…てか変わってねーんだけどな…)」

高尾はふと思い出す

──────
時間も大分遅いのに一人でシュート練習をしている緑間

辺りには散らばったボール

それを遠目ででもしっかりと高尾は見ていた

別に仲良くなった訳でもない
認められはしてるがやっぱり変人で好かれてる訳じゃない
逆に浮きまくっている
帰ったらどうせまた一人、緑間は黙々と一人打ち続ける
淡々と飽きもせずに何時までも

けれど高尾は思う

その姿を見ていると変な奴だけど、ムカつく奴だけど、やっぱり皆アイツのことが嫌いになれないと

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