第18章 ストリートバスケは波乱!
ちんがそっかと微笑む
紫原「そんなにこの高さが良いなら…」
俺はヒョイっと高い高いしてみる
『あっ敦!?』
紫原「俺より高〜い」
そう言うとちんは辺りを見渡して微笑んだ
『なるほど…敦が見てる景色はこんな感じなんだ…いつもより視界が高くて私は好きだよ』
紫原「え…」
ザァァァッと降りしきる雨
それでも何か視界が明るくなった気がした
『敦…重くないの?』
紫原「むしろ軽いし〜…」
ちんってこんなに軽かったっけ?
『ハハッどうもありがとう』
お世辞でも嬉しいよとちんは笑う