第18章 ストリートバスケは波乱!
『大我にウジウジは似合わないし、鬱陶しい』
火神「は!?」
私は2号を降ろしてお礼を言う
『2号ありがとう。話はだいたい分かったよ…でも最後に手を抜いた大我が悪いよね?』
そう言うとハッとしたように大我は私を見つめてくる
氷室「………?」
火神「それは…もしあそこで勝ってたら…」
『辰也を兄と呼べなくなるし、そもそも本調子で勝つのは不本意だったかもしれない。けど大好きなバスケで手を抜かれて嬉しい人はいないと思う。それにさぁ兄弟分じゃなくなったとしても二人が別人に変わるわけじゃないじゃん?』
大我にそう言うとそうだなと呟いた
火神「そもそも俺がバスケを好きな理由は強い奴と戦うのが楽しいからだ。それはやっぱりタツヤが相手でもそうだ…だからサンキュー…腹は決めた!もし戦うことになったとしたら何があっても全力でやるよタツヤ!」