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バスケと男勝り少女
第2章 始まり
ピピピッとアラームが鳴り響く1室
『ん〜…朝?』
モゾッと起きたのは
『って!今日から新学期じゃん!』
慌てて誠凛高校の制服を着て走り出す
「見て、王子だ」
「ホントだ!王子だ〜!」
「おい、王子だぜ」
「ホントだ」
のあだ名は王子
いつの間にか付いていたあだ名だ
スカートだが、イケメンでそう付いた
「王子と一緒のクラスに慣れたら良いなぁ!」
まだ1年だが帝光中の人も何人か来ていて、そこから広がった
『……急がなきゃ!』
本人はあまり気にしてないようだ
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