第14章 決勝リーグ
私は土田先輩にタオルとドリンクを差し出す
『……テツヤ』
火神「悪ぃ……俺一人じゃ想像以上にしんどいわ」
黒子「すみません、意味が分からないんですけど」
火神「あ?」
黒子「最初から戦うつもりだったじゃないですか。そんなに簡単に勝てたら苦労はないです」
確かにその通りだ
敬語でズバズバ言うテツヤには毎回驚く
火神「うっせーな、わぁーってるよ!」
最後まで見届けよう。どんな結果になろうと
火神「行くぞ!」
青峰「あぁ、来いよ」
キッと桐皇を睨み付ける皆
『テツヤ、大我』
リコ「お願い」