第14章 決勝リーグ
大我は後ろからボールを落とそうとしたが、ボールはさっきよりも早く空を切った
51対39
開始から約20秒でこの差
リコ「……くっ!」
!あれは!
『日向先輩!』
日向「うらぁ!」
速攻!
受け取った大我はダンクを決めようとして大輝に叩き落とされた
速い!
どうする……どんなに早く攻めても大輝を振り切れない
青峰「何易々と速攻とった気でいんだよ?」
けど大我のあの位置はフリースローライン
あそこからダンクを決めようとした?
「うわ、おしい」
「けどよ、思ったより全然やれてるぜ!この調子なら」
その声を聞きながら私はノートに目を落とす