第14章 決勝リーグ
『ただ、何でもかんでもお前の思い通りになると思うなよ!』
「親にむかってなんて口の聞き方だ!」
私は鼻で笑う
『契約書で縛られてる親子なんか聞いたことねーよ!』
「お前は…!」
怒った親父に思いっきり頬を殴られた
『っ!いってなぁ!すぐそうやって口で敵わねぇと殴る癖どうにかしたら?』
殴られた拍子に唇を切ったらしい
『もう行くわ』
「おい!話はまだ…!」
『殴っておいてまだ話したん無いの?高2になったらアメリカに行くから安心しろよ。ただ何でもかんでも思い通りになると思わない事だな』
私は靴を履いて外へ出た