第14章 決勝リーグ
「俺はお前に良かれと思ってやってるんだ!」
『それが余計なお世話だよ!なに勝手に人の人生決めて何がしたいんだよ!』
「お前をここまで誰が育てたと思ってるんだ!」
その言葉にグッと歯を噛み締める
『勝手に引き取ったくせによう言うな!』
「勝手とはなんだ!」
『勝手じゃんか!最初は母さんと私を捨てたくせに母さんが死んだら手のひら返したように私の面倒見るとか言い出しやがって!』
何がいい父だよ?こんなクズ親父
「親にむかってなんて言葉を吐くんだ!」
『私の親は母さん1人だ!』
お互いに睨み合いながら言う