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バスケと男勝り少女

第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜


47対61

『テツヤ、あのパス使えそうじゃない?』

黒子「はい、今なら使えるかも知れません。僕に出来るのはボールを回すだけです……けどもう一段階上があります!」

リコ「黒子君の新しいパス?」

日向「なんで今まで黙ってたんだ」

『取れる人が限られているから。けど今の大我なら……取れるかもしれない』

大我見て言うとテツヤも頷く

黒子「けどパスを火神君だけでは最後まで持ちません。やはり高尾君のマークを外して通常のパスも必要です」

そう言って私を見る

『うん、いけるよ』

伊月「あぁ、俺の目もつられそうだし」

小金井「どういう意味だ?」

私はクスリと笑い

『試合になったら分かるよ』
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