第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
『ごめん…あれ私のせい』
苦笑しながら頬を掻く
リコ「え?ちょっ……どういうこと?」
『いや、実は…帝光中のとき』
─────
『真太郎ってさ〜。今3P打てるのはハーフラインまででしょ?』
緑間「あぁ、それがどうした?」
『停滞時間を長くしてハーフラインまでじゃなくて、コート全体から打てたら無敵じゃない?』
緑間「そんなこと簡単なのだよ、見ていろすぐに出来る」
────
『冗談半分で言った事を本気に捉えてたとは思わなくって』
リコ「でもここで当たるとはね」
私はすみませんと謝る