第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
火神「違ぇよ!」
『え?じゃあホモとか?意外だった』
ポカンとした顔は本気でそう思っているらしい
火神「何でお前自身を好きだって分かんねぇんだよ!?」
そこまで言って俺は我に返った
火神「あ…いや、今のは…」
『…ありがとう』
真っ赤になった俺の顔を見ながらは静かに微笑んでいた
『明日も早いからそろそろ寝に行くから』
火神「あっあぁ…」
パタンと閉められた玄関
火神「うわあああ!」
俺って本当にバカだ!
今言うことじゃないだろ!
火神「やっちまった…」
言えた高揚感と言ってしまった事で俺はどこか複雑な気持ちで眠りに着いた
火神 side終