第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『ちょっ!待ってください!テツヤは…「頑張ってきたことは知っている。それでも結果順位は下がった。退部は命令ではない。決めるのはお前だ」おい!』
黒子とは一緒に外のグラウンドに立っていた
黒子「…どうしたら…」
そう言うとコツンと鉄柱に頭を付け泣き始めた
『テツヤ…』
座り込んでしまった黒子を後ろから見守る
黒子「さん…ボクはどうしたらいいんでしょうか…!」
いきなり告げられた遠回しの退部宣言
『まぁ…テツヤの好きな様にすればいいんじゃないの?冷たい言い方だけどさ。でもまぁテツヤが辞めるなら私も辞めるわ』
黒子「なんで…」
泣きながらを見つめる黒子に微笑んだ