第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
紫原「え?どーしよっかなー…てか、めんどくさい」
そう言って髪についた桜を手で落とした
黒子は本を読みながら歩き続ける
「ちょっあの人凄くかっこよくない?」
「ホントだ!かっこいい!」
「是非おねがいしまーす!」
黄瀬「え?いやぁ…」
黄瀬は困り顔で女子の勧誘を受けていた
「本当にここで宜しいんですか?」
赤司「あぁ、明日からは送迎も要らない」
「それではお父上に」
赤司「父は関係ない。それに毎朝これでは笑われてしまうよ。学校くらい俺の自由にさせてくれ」
赤司がそう言うとヒュウッと風が吹いた