第30章 灰崎登場
火神 side
火神「あの灰崎って奴何なんだ?」
『祥吾か…』
はそう言いながら、少し黙る
なんでコイツはこんなに悲しそうな目をしてるんだ?
ズキッとした痛みが胸に刺さる
『祥吾は…いい奴なんだ。本当はな』
何を思ってそう言っているのか俺には分からねー
『アイツはただ必要とされたかっただけなんだ。征十郎から退部を言い渡された時も…最初は食ってかかったが…プライドが勝ったんだろうな…』
俺との間に風が吹き抜けた
そしてアレックスの言葉を思い出した
アレックス「もう時期あいつはいなくなる」
こべりついて離れねぇ