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純粋少年とキラキラ王子

第2章 練習試合


やっほー!咲風想來だよ~!
さきかぜと読みます!本編にして初苗字だよ~
さて、今はどこにいるかというと体育館の前にいます
早く体育館に行きたかったんだけど可愛い婿を驚かせたいのと徹の付き添いで少し遅れたんだよな
なぜ隣にいるのが徹なのかがわからないし不思議だ
そこはオレの婿だろ?なんで徹なんだ

「ちょっと、想來ちゃん!聞こえてるよ
及川さん、悲しい」
「勝手に泣け!そしてハジメに慰めてもらえ
オレに及岩を見せろ」
「最後らへんは関係ないよね?
にしても飛雄ちゃん元気に王様やってるかなぁ」
「チャラい割には心配性なんだな
オレは可愛い婿を考えることだけで精一杯なんだ
早く体育館に行くぞ」
「グスッ、チャラくないよ
それに及川さんより想來ちゃんのほうがチャラいよ?」

徹が嘘泣きしてるが知ったこっちゃない
扉をバーンと開けて中に入ればありゃま、視線がたくさん感じる
モテる男って罪だなぁと思いつつ直様可愛い婿の方に向かって抱きつく

「やっほぉ、飛雄ちゃん!おがったね~
元気に王様やってる?」
「花、相変わらず可愛い♡
このまま一生離さない」
「影山君、誰ですか?あの優男」
「おい、想來!敵に愛想を振り向くな」

松がなんか言ってるがオレは全然気にしない!
抱き心地いいなぁ、もっとギューしたい!
このあと試合に出されるけど集中できないなぁ
あっ、そういえばいいこと思いついた!

「松が花と恋人同士になってくれたら考えてあげてもいいよ?
おりょ?花、顔真っ赤~!可愛い~ガハッ」
「誰が可愛いだって~?せめて美形と言え!
ま、松?どうした?顔赤いぞ?」
「こ、恋人同士…花と…」

おりょ?松、花と恋人同士になったとこを想像してるのかな?松も花も可愛いな~婿には負けるけど!
はよ付き合えや、このヤロ!
とりあえず一眼レフで花松の赤面写真を収めて携帯にも即保存したからこれで大丈夫だよね!

「無駄口言ってないでさっさと試合するぞ、お前ら!」

男前なハジメに怒られてしまったけどツンデレで可愛いから今日はハッピーデイズだね☆
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